micro:bitでサーボモーターが動かない…グランド(GND)てなに?
シミュレータ通りにつないだのに動かない…
micro:bitのシミューレータでは、サーボモーターを直接つないで動かせるようになっていますが、実際につないでみるとモーターが動かないことがあります。
micro:bitからは3vの電力を供給できますが、たとえば4.5-6vと書かれているサーボモーターの場合は電力が足りないため、電池などをつないで使用する必要があります。
電池つないだけど動かない…
その時につまずいてしまうのが、回路です。
図のようにつなげばいいと考えてしまいそうですが、これだとダメなんです。
マイナスじゃなくてグランド(GND)???
電子回路では、電圧の0Vとなる基点が必要です。
これがグランド(GND)です。
回路図とGND – 静岡理工科大学
GNDは,その回路上のある場所の電圧を決めるための基準となる場所
通常は電池のマイナス極に繋ぐことになっていますが、別の回路を接続する時に問題が起こります。
micro:bitが3V、サーボモーターに6Vが流れているような別の回路を前の図のようにつなぐと、その回路内で電位差が発生して、0Vでない基点が発生してしまいます。
そこで、これを避けるために、ブレッドボードを使って、回路を共通のGNDにつなぎます。
電池と豆電球の回路だけしか知らなかった身からすると、なんだかおかしな回路ですよね。
これでとりあえずサーボモーターが動きます。