段ボールや新聞紙などの古紙で手漉き紙づくり
ゼミの活動

段ボールや新聞紙などの古紙で手漉き紙づくり


今日のゼミは、植物から紙を作る方法を見直すために、まずは基本(?)に返って、新聞紙、段ボール、シュレッダーのOA古紙を水に浸してからミキサーでドロドロにして漉いてみました。

このドロドロをパルパーていうんですね。

段ボールや新聞紙などの古紙で手漉き紙づくり

ダンボールは、表面のツルッとした面を剥がして、中の柔らかい波の部分だけを使いました。なかなか良い色です。
新聞紙は暗〜い灰色になりましたが乾くとどんな色になるかな〜。

段ボールや新聞紙などの古紙で手漉き紙づくり

とりあえず紙らしくなったぽいです。だってもともと紙だから!

段ボールや新聞紙などの古紙で手漉き紙づくり

乾燥させてみると…

紙が乾燥すると、台にぴったりくっついてしまって剥がすのが大変でした。
スクレイパーで剥がすと傷がついてしまうし、おかしい…こんなはずでは…

漉いた紙をどうやって延ばして乾燥させたらいいのか…。

平な台の上で乾燥させたので、裏面の全体が平らになるかと思ったら、気泡の跡なのか、セメントの傷のような凸凹ができて平らになってない…そうかぁ〜、全体をムラなく平らにする工夫も必要なんだなぁ。

そういえば工場のプレス加工では材料を型に吸引してしっかり押し付けてるのはこういうことなんだな。なるほど。
次は細かい金網か紗を敷いてみるとか、何か工夫が必要ですね。