どんな草でも紙になる
ゼミの活動

身の回りの草で手漉き紙づくりにチャレンジ


大西秀夫著「どんな草でも紙になる」(大日本図書 1996年発行)を参考に紙漉きをしてみました。

この本は、繊維が取れる植物何でも紙になるのではないか!ということで、身の回りの草花に始まり、野菜を使ったり、遂には動物のフンまで(!)色々な材料での紙作りにチャレンジした記録が詳しく書かれた濃厚な内容の1冊です。

身の回りの草で手漉き紙づくりにチャレンジ

今回は、キャンパスの草刈りで出たオオウシノケグサ(たぶん)を細かくして石鹸水で煮て粉砕して、漉いてみたのですが…

身の回りの草で手漉き紙づくりにチャレンジ

身の回りの草で手漉き紙づくりにチャレンジ

身の回りの草で手漉き紙づくりにチャレンジ

その結果がこちら。がーん、ムシロのような状態です。笑。

身の回りの草で手漉き紙づくりにチャレンジ

身の回りの草で手漉き紙づくりにチャレンジ

身の回りの草で手漉き紙づくりにチャレンジ

やはり繊維だけを綺麗に取り出すのはこんな雑な方法ではだめみたいですね。
本にはある程度の手順が書かれていたのですが、もう少し詳しく調べる必要がありそうです。
次回は、茎の皮を剥いて中の白い部分だけを使おうと思います!

紙漉きには、アワガミファクトリーの「手漉きっこ」を使いました。

この本を書かれた、大西秀夫氏は、1949年兵庫県生まれで、奥付には小学校教頭と書かれていますが、その後、小学校の校長をされて退職され、2020年時点では、兵庫県西脇市にある、にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」の館長をされているらしいという情報を見つけました。