ライティング「順光(正面からの光)」と「北空昼光」
デザインTips

ライティング「直射日光」と「北空昼光」


写真は光で描く絵画。光をちゃんと見れるようになると写真が変わります。
今日は新しいゼミ生に光の方向と写真の見え方の違いをレクチャーです。
「直射日光」と「北空昼光」では同じものでもこんなに見え方が変わります。

直射日光で撮影したカツカレー

「直射日光」と「北空昼光」

この世で一番強くて明るいライトは太陽の光です。
真昼の太陽の直射日光の下で撮影すると、真っ黒な影がはっきり出るコントラストの高い写真になります。
細かいところや白い部分は強すぎる光で白く飛んでしまいます。

北空昼光で撮影したカツカレー

ライティング「直射日光」と「北空昼光」

北空昼光(きたぞらちゅうこう)とは、よく晴れた日の日の出の3時間後から、日の入りの3時間前までの、北側の窓から差し込む太陽の間接光のことです。

ライティング「直射日光」と「北空昼光」

北の空は柔らかい光に満ちているので、写真家や画家のアトリエなどには北向きにある部屋が適しているとされています。
北向きの部屋は寒くて薄暗い印象ですが、実はとても綺麗な光が入ってきているんですね。