【kuralab出展レポート】#メイカーズバザール大阪2019 に出展してきました〜
2019年7月20日(土)21日(日)に大阪ATC(アジア太平洋トレードセンター)で開催されたメイカーズバザール大阪2019に出展しました!
kuralabの展示を見に来てくださった皆さま、ありがとうございました!
kuralabでは、micro:bitでボールペンを動かしてヒルベルト曲線を描くプロッタと、レーザー彫刻した版を使った版画作品を展示しました。
このプロッタは、micro:bitを使って2つのDCモーターを回転させ、ボールペンを前後左右に動かして線を描いています。
モータードライバには、SparkFunのTB6612FNG搭載デュアルモータードライバを使っています。
2つのDCモーターに対して、それぞれデジタル入力で、正転、逆転、ブレーキ、空転を切り替え、PWM入力で回転速度を制御しています。
ボディはオリジナルで設計しましたが、モーターの芯の位置の割り出しがものすごく難しかったです。
良い方法があったら教えて欲しいです〜。
レーザー彫刻で制作した版は、天然ゴム、樹脂系ラバー、シリコン、ポリエチレンフォームラバー、リノリウムなど様々な素材でテストした実物を展示しました。
ポリエチレンフォームラバーは、天然ゴムのようにネバネバの粉塵でレーザー加工機内が汚れることがなく、フォーム(発泡)素材なので、インクを表面に少し溜めてくれるので、印刷にもムラが出にくく扱いやすい素材です。まだポリエチレンフォームラバーを知らない人も多いみたいで、レーザー彫刻による版の制作に興味がある人には参考になったんじゃないかと思います。
京都産業大学ファブスペース「RE:DIRECTION」
隣で出展されていた京都産業大学ファブスペース「RE:DIRECTION」さんの展示では、UVプリント、3Dプリントの出力見本がとてもお洒落にデザインされていました。
ファブスペースを利用しにくる人が一目で出力のイメージをつかめるように制作されています。
こういう素敵な見本があると制作のヒントになりますね〜。
アップサイクルマルチポーチをつくろう!
ワークショップスペースでは、FabLab北加賀屋さんと京都のカラーリサイクルネットワークさんのコラボで、古布をバッグや小物にアップサイクルするワークショップ「アップサイクルマルチポーチをつくろう!」が開かれていました。
ファブスペースで出る3Dプリント時のゴミを再利用して、カットした古布と一緒にヒートプレスすることで成型しています。すごくいい感じのバッグが出来上がっていました。
こういうアップサイクルのアイデアにはとても興味があります。
ぜひ一緒にやってみたいな〜と思います。
刺繍データ作成ソフト「min stitch」
これも気になりました。
min stitch は刺繍データを制作するためのウェブアプリで、刺繍ミシンデータを書き出すことができます。
Brotherの刺繍ミシンにも使うことができるデータです。
(Brotherのソフト。刺繍ミシンProすごく使いにくいんだよなぁ嬉しいなぁボソッ)
すごく楽にSVGのデータを変換できそうなので、早速試してみようと思います。
さて、8月3日(土)4日(日)にはMakerFaireTokyo2019が開催されますよ〜!kuralabは残念ながら出展できませんが、ものづくりのイベントが全国に広がってとても嬉しいです。再び会場でお会いできたら嬉しいです。