教室の蛍光灯のスイッチパネル2

デザインで問題解決ってどういうこと?(3)どのスイッチを押せば良いか分からない?


大学の授業「プロジェクト実習」では、身の回りの色々なエラーをデザインで解決してみようと、受講生のみんなで周囲を観察して、問題点を発見したり、解決のためのアイデアを出しています。

今日は受講生から「教室の蛍光灯のスイッチパネルが分かりにくいのではないか」という意見が出ました。

どのような問題があるのか見てみましょう。

↑のスイッチパネルがある教室には、蛍光灯がこのように並んでいます。

教室の蛍光灯のスイッチパネル1

問題点その1

蛍光灯とボタンの位置の対応関係がパネルから理解しにくいのではないか。

パネルのボタンと、蛍光灯の位置関係はこのようになっています。

教室の蛍光灯のスイッチパネル3 教室の蛍光灯のスイッチパネル4

ボタンにはマジックペンなどで位置を記入できるようになっているようですが、このパネルは記入されていないのでどのボタンがどの蛍光灯に対応しているか分かりませんね。実はすべての教室でここが空白です。

まずはパネルの空白部分にどの場所か記入するのが手早い解決法かもしれませんが、毎日指で押していたら文字がかすれて消えてしまうかもしれませんね。

実際の蛍光灯の位置とパネル上のボタンの位置関係を対応させることはできないでしょうか?

問題点その2

(2)オン=赤オフ=緑という色の指示が混乱を招いているのではないか。

パネルのボタンが「」と「」に光っていますが、みなさんはどちらが「点灯している」状態だと思いますか?

オン=赤オフ=緑ではなく、オン=緑/オフ=黒(消灯)ではどう感じるでしょうか。

教室の蛍光灯のスイッチパネル5

でもこれだと、暗い部屋に入った時にパネルの位置が分かりませんね。

暗い部屋に入った時にパネルの位置が分かり、同時に「押すとオンになって点灯する」色のイメージとして、もし、オン=赤オフ=緑ではなく、オン=緑オフ=赤ではどう感じるでしょうか。

教室の蛍光灯のスイッチパネル6


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