オオサカデザインフォーラムで浅葉克己さんとデザイナーの方々の講演を聞いてきました♪
山田・辻・野田「こんにちは!!!」
野田「三回生の野田と(・×・)」
山田「四回生の山田と(бшб)」
辻 「四回生の辻です!(∩´∀`∩)
私達、5月25日に開催されたオオサカデザインフォーラムに行ってきたんです!
そして今デザイン業界で活躍されている方々のお話を聞いて
今のデザイン事情を勉強してきました!」
野田「アートディレクターの浅葉克己さんや芸大卒の方で
デザインのお仕事をしていらっしゃる方々のお話を
直で聞ける機会なんて滅多に無いのでとても良い経験になりました。」
山田「さっそくやけど、600秒プレゼンテーションで最初に聞いた
株式会社ニコン プロダクトデザイナーの小林達也さんの話を聞いて、
私は写真=言葉以上の情報表現が時代によって変わるっていう話が印象深いかな!
みんなはどう??」
辻 「確かに!
今ってやっぱりスマートフォンで写真を撮って
フィルター機能使って加工するみたいなのが当たり前になってて、
その時の自分の気持ちを相手にも共有してもらいたいってのが多いよね。」
野田「私も少し前まで写真といえば記念に撮るくらいで
相手に見てもらおうなんて思った事はあまりありませんでしたね。(´_` )
やはりそういうところは変わって来ているんですね。」
山田「後、光学性能や操作性能とかの本質は変わらないとも仰っていたよね。
例えばボタンを押せばシャッターが下りるとか。
『ある時代のカメラは振ったらシャッターが下りる』みたいに
時代によってホイホイ変わっていったら面倒やもんね。(^^ ;)」
辻 「受け継がれるものと変わっていくもの、ねぇ。
このゼミでも先輩の思いを受け継いで、今のkuralab.があるんやね。」
野田「次にユニバーサル・クリエイティブ・ジャパン
アートディレクターの佐々木由希子さん。
この方はUSJのパーク内全てのディレクションをしているのですね!」
山田「本社がアメリカにあって、自分がデザインしたものでなく
デザインの提案を本社に送って許可が出ないと制作ができない。
キャラクターのポーズや位置などに規制があるんだよね。」
辻 「具体例としてスヌーピーの話が出てきたね。
スヌーピーは犬だから靴は履かない、とか、
スヌーピーは犬だから馬に乗らない、とかで
案が却下されたって。
制限がある分表現が難しくなってきそうやね…。(´・ω・`)」
野田「次に設計垰代表デザイナーの垰田充謙さん。
この方はシャンプーとかのデザインをしているそうですね。
印象深かったお話しは、DEUXERの商品開発の話でしょうか。
初めは、美容師心をくすぐるようなマニアックなデザインで
4番目を狙おうとしたら、結局7番になってしまって、
それならもう王道を進んで1位を目指そう! っていう話ですね。」
山田「そうはいっても王道って難しいよねー。
感じ方なんて人それぞれだし、好き嫌いもみんな違う中で
多くの人が好きになるようなデザイン。
万人受けするようなデザインっていったいどんなものなのか…。」
辻 「DEUXERでは、カラフルに、でもチープにならないように少し色をくすめて。
それで蓋も、どれくらいで開けやすいのか研究して、
30度の開閉で開けやすいようにして。
色んなものをいっぱい見て、研究しているんやね。(。。)φ..」
野田「また、これからデザインをする人に、デザインだけでなく
製造や開発・流通のことも学んでいかないといけないとも仰っていましたよね。」
山田「オールマイティに頑張れってことやね!!」
辻 「次のソニー株式会社チーフアートディレクターの福原寛重さんのプレゼンでは
愛と投資の話が興味深かったなぁ。」
野田「友達とかから名刺をタダで作ってと頼まれたとき
タダにするのではなくてお金をちゃんと貰う。
これが投資になるわけですね。
『名刺を渡した相手に自分を良く見せたいんだよね?
それなら、自分を良く見せたい服を着たいとき、
あなたは服屋でタダで下さいと言うのか?』って話がしっくりきましたね。」
山田「私なら友達にタダで作って言われたら『ええよ』って言っちゃうなぁ。
やっぱビジネスでやっている人は違うんやろうね。」
辻 「そこで、例えば名刺を作るのに20万円必要だけど、
5万円しかないっていうときに、
残りの15万円はこちらで負担する。それが”愛”で補うってこと。
かっこいいなぁ…!!(´∀`*)」
野田「アイソレーションユニット代表デザイナーの柳原照弘さんは
オランダと佐賀県で有田焼を世界に広げる
プロジェクトをしてらっしゃるみたいですね!」
山田「それはいいよね!
日本の伝統を現代らしくの新しく生まれ変わって、
海外の人にも日常で使ってもらえるのって!」
辻 「日本でも若い人が伝統のものに触れる機会って少ないと思うし
これをきっかけに素晴らしい伝統があるってこと知ってもらえたらいいなぁ。」
野田「そして、浅葉克己さんの講演『風と虱』!
私たちはそこまで知らなかった人ですが、
デザイン業界に深く関わってこられた凄い方なんですね!」
山田「虱なんて文字初めて見たー! “しらみ”って読むんやね。
浅葉さんが好きな中島敦の『名人伝』で、
虱をじっと見続けていたら鶏に見えてくるんやって。」
辻 「そうなるまでじっと観察すること、集中することが大事だって仰っていたね。
あと、毎日絵を描いたり、日記をつけよう! とも。」
野田「さらに、浅葉さんはトンパ文字の研究もされていて
現地で個展も開いたことがあるそうで!
トンパ文字とは、中国のナシ族で使われている象形文字の一種ですね。」
山田「講演を聞いて、トンパ文字に興味が出てきたわぁ。
あと、聞いていて思ったんやけど、
浅葉さんって好きな事に対する集中力とか想いが本当にすごいよなぁって!」
辻 「卓球の話もちょくちょくされていたもんね。
『好きこそものの上手なれ』って言葉、浅葉さんの為にあるのかも。」
野田「好きなことを続けていても、くじけそうになるときが来るけど、
諦めずに続けていけるようになりたいですね!(> <)」
山田「トークセッションではアイデアが煮詰まった時にどうしてる?
という質問が出てたけど、みんなはどうしてる?」
辻 「私はあんまり意識したことないけど、そのまま考え続けたりもするし、
別のこと考えだしたりしたりもするかなー。」
野田「私は割と別のやりたいことをしますね。ゲームをするとか、散歩に行くとか。
気分をどこかで変えないと、考え続けてもアイデアなんてでてこないので…。」
山田「へぇ〜、そうなんやぁ。
デザイナーの方々は煮詰まることがないって仰っていたけど、
ずっと考えているといつかそんな風になれるんかな?」
辻 「ずっと考えると言えば、
浅葉さん世代のデザイナーの方って
「物をよく観察すること」が大事って言う人が多くて、
若い世代のデザイナーの方は
「モノとモノを結びつけること」が重要って言うらしいね。
そこに世代の差が色濃く出ていて面白いなぁ。
その時代で求められていることが変わって来ているってことを
表しているんやろうね。」
野田「講演のあとは、阿倍野にある、あべのハルカスに移動して、
大阪芸術大学 スカイキャンパスにて、
大阪芸術大学デザイン学科の学生作品を見てきました!」
山田「どの作品もクオリティが高くて、
私たちも負けてられへんわって思ったわ!」
辻 「おぉっ…!
山田さんのやる気がめっちゃ上がってる…!」
野田「これは期待しておかないとですねっ!」
山田「…っ?! ハードルがっ…。
そんなことよりっ、
大阪芸術大学の学生作品とあって、センス溢れる作品が多かったよね!」
辻 「イラストとかデッサンばっかりなのかと思ってたけど、
椅子やライトなどの立体物や、ゲームの企画とかいっぱいあったなぁ。」
野田「卒業制作の作品もあり、私たちの卒業制作の勉強にもなりましたね。
先輩の卒業制作が楽しみです!」
山田「Σ(ºДº)」
山田・辻・野田「以上!
山田と辻と野田でした!」