なわてんオリジナルの吉祥文様で版画を刷ってみました。
大阪電気通信大学総合情報学部の卒業制作展「なわてん」の今年のテーマは「赤・ハレの色」。
ハレとケとは、民俗学者・柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつで、ハレは、折り目・節目を指す概念です。
このテーマを具体的に表現するモチーフに吉祥文様を選び、これをp5.jsで描いてみました。
p5.js はクリエイティブコーディングのための JavaScript ライブラリです。専用の環境がなくても、ウェブエディタでプログラミングできます。
無限に連鎖するパターン
吉祥文様とは、途切れることなく無限に繰り返す模様が、繁栄、発展、栄達などを表すおめでたい文様で、古代から世界中に存在します。
まず最初はこんな感じからスタート。1つのユニットはシンプルな線ですが、タイリングするとすべてがつながって不思議な世界が広がります。
久々にこの辺りから再開してみる。#p5js #creativecoding #openprocessing #patterndesign #dailycoding pic.twitter.com/MKpSKhc0FZ
— kuralab.ヴィジュアルデザイン研究室 (@kuralab_project) November 23, 2022
通常、吉祥文様は一定の柄を繰り返すものですが、今回は、みんなが作った各自の最小パターンを1つの画面内でミックスし、違う模様同士なのに切れ目なく無限に連鎖するパターンを生み出しています。
パターンをミックスしてみる。もうちょっと工夫したい〜。#p5js #creativecoding #openprocessing #patterndesign #dailycoding pic.twitter.com/PhJycWhDmr
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ゼミではその後、自動生成によるパターンをレーザー彫刻した版で版画を体験しました。
普段デジタルなゼミ生たちは、慣れない油性インクの匂いやローラープレス機に戸惑いつつも、きれいに刷り上がると「おおー」と歓声を上げていました。
今日は、自動生成によるパターンをレーザー彫刻した版で版画を体験しました。用紙は竹尾ペーパーのファーストヴィンテージを使いました。インクのノリが良くて最高!#takeopaper #竹尾 #ファーストヴィンテージ #版画 #レーザー彫刻 #p5js #processing pic.twitter.com/0fT60N4tbp
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4日間乾燥してついに断裁。いい感じに仕上がりました~。
先日刷った版画を4日間乾燥してついに断裁。いい感じに仕上がりました〜。#takeopaper #竹尾 #ファーストヴィンテージ #版画 #レーザー彫刻 #p5js #processing pic.twitter.com/uzNLxIEbEl
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用紙は竹尾ペーパーのファーストヴィンテージ172kgを使いました。インクのノリが良くて最高!
色は写真右からベージュ、リネン、オーク、アッシュ、スカーレットの5色です。
今回使用した竹尾ペーパーのファーストヴィンテージ172kg。色は写真右からベージュ、リネン、オーク、アッシュ、スカーレットの5色です。https://t.co/Cj3AbnPguG#takeopaper #竹尾 #ファーストヴィンテージ pic.twitter.com/h5suclkJRq
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