国立民族学博物館 特別展示「ユニバーサル・ミュージアム–さわる!“触”の大博覧会」に行ってきました
ゼミの活動

国立民族学博物館 特別展示「ユニバーサル・ミュージアム–さわる!“触”の大博覧会」に行ってきました


授業の一環で国立民族学博物館 特別展示「ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会」に行ってきました。

触ることで分かる

国立民族学博物館 特別展示「ユニバーサル・ミュージアム–さわる!“触”の大博覧会」に行ってきました

普段、デジタル技術を使ってリアルをバーチャルに置き換えることを中心に考えている学科の学生にとって、体感できるアート作品の体験を通して、コミュニケーションの中でも大事な触覚について考えさせられる展覧会でした。

触れる仏像

国立民族学博物館 特別展示「ユニバーサル・ミュージアム–さわる!“触”の大博覧会」に行ってきました

例えば、仏像や歴史的遺物のレプリカに触れることで、ガラス越しに見て想像するしかなかった大きさや形、手触りが分かります。

体験を形に残した粘土作品

国立民族学博物館 特別展示「ユニバーサル・ミュージアム–さわる!“触”の大博覧会」に行ってきました

印象に残った物事に粘土を押し当てて型どりをした作品群からは、視覚を触覚に置き換えることだけでなく、誰かの体験の断片にもう一度触れるような驚きがありました。

飛び出さないポップアップ絵本

国立民族学博物館 特別展示「ユニバーサル・ミュージアム–さわる!“触”の大博覧会」に行ってきました

(写真:絵本)桑田知明氏の作品「Distance」

触らないと飛び出さないポップアップ絵本は、ページをめくって、ヒラヒラした形を組み立てると綺麗な立体がページに立ち上がります。
作家情報:グラフィックデザイナー桑田知明氏

コロナ禍で「触らない・触れない」日常が当たり前になってしまった現在、触れることで分かったり伝えたりすることを見直す、今ならではのテーマの展覧会でした。

展覧会の情報

国立民族学博物館 特別展示「ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会」
2021年9月2日(木)~ 11月30日(火)