もしもあなたが日本語がサッパリ読めない外国人観光客だったら?
こんにちは。kuralab.4回生の野田です!
前回に続いて、少しずつ今年の私の卒研のテーマを紹介します。
前回は、日本政府観光局の「訪日外客数の動向」データから
中国、台湾、韓国からの観光客が激増しているというお話でした。
さて、日本に来た外国人の方々が、
観光地で必ず全員が行くのは『トイレ』ですよね。
最近では、デパートや高速道路のサービスエリアでも
温水洗浄機能でお尻を洗ってくれる便座が多くなってきましたよね。
きっとみなさん、
日本のトイレはハイテクだ〜!と
驚かれていることだと思います。
でも、あのボタン操作、けっこう難しいと思いませんか?
そこで、もしこれを読んでいるみなさんが
日本語が読めない外国人だったらどうなのか?と思い、
文字をちょっと読みにくくしてみました。
どうでしょう。
どれが何のボタンか、記号だけで分かりますか?
どれを押したら流せるのか、
だんだん不安になってきました…
と思ったら、隣にもう1つ別のパネルがあった!
どっちのボタンかな…押しても良いのかな…
あれっ、これはどっちを押せばいいんだろう…
グリーンの方かなっ?(@v@)
というわけで、ユーザーの立場に立って考えてみると、
ちゃんと伝わっているのかよく分からないのではないでしょうか。
外国人観光客のマナーが悪い!と耳にすることがありますが、
もしかすると「伝わっていない」ことが原因で
マナー違反が生まれているのではないかと思えてきました。
デザインの力で、もっとちゃんと伝わるようにしたい!
というのが私の卒業研究のテーマです。
次回はもう少しお話を進めて、
今、外国人観光客に人気の「温泉」の入り方について
デザインの視点で考えていこうと思います!