レーザーカッターのワークショッ6
ゼミの活動 デジタルものづくり

(復習)レーザー加工で煙の汚れがつかないようにするにはどうしたらよいでしょうか


新しくゼミに入った3年生のメンバーにレーザーカッターのレクチャーを行いました。
今回は、ボールチェーンを通してkuralab.オリジナルタグを作ってみました〜。

加工の強さは、レーザーを照射するパワーと、ヘッドが動くスピードの2つで調整します。

レーザーカッターのワークショップ2

まずは、使用する素材の端で、強さの調整のテストをしてみます。
今回は5ミリ厚のシナ合板を使用しました。
カットは背面まで到達していなかったので、パワーが足りない、もしくはスピードが早すぎました。

よく見ると、表面に煙が流れた跡が茶色く残っていますね。

レーザーカッターのワークショッ6

レーザーの熱で木材をカット・彫刻するので、煙が出ます。この煙のヤニが付着してしまうのです。
このヤニが付かないように加工するにはどうしたらよいでしょうか。

マスキングテープで表面をカバー

レーザーカッターのワークショップ3

マスキングテープを表面に貼って、ヤニが直接付着しないようにします。
レーザー彫刻は、下から上へ移動する設定にすると、彫刻面を煙で汚さずに済みます。

加工が終わったところです。
マスキングテープの表面がうっすら茶色になっていますね。

レーザーカッターのワークショップ3

マスキングを剥がすと綺麗な面が出てきます。

レーザーカッターのワークショップ4