Brotherミシン FE1000を使って、折り畳み傘をレジ袋型エコバッグにリメイク(作り方)
以前、MakerFaireに出展した際に、来場者の方から、「グッズ制作もいいけど、エコな提案はないの?」というご意見を頂きまして、ものづくりについて学んでいる私たちとしても「!」と思うところがありました。
そこで、このページでは、壊れて使えなくなってしまった折り畳み傘の生地を使って、レジ袋型のエコバッグを作るレシピをご紹介します。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。
kuralab.では、BrotherミシンFE1000を使って制作しました。
1.布を切り離す
傘から布を取り外して、よく洗ってから干してシワをとっておきます。アイロンを使う場合は、布を痛めないように当て布をしてください。
傘を留める紐はそのまま利用してもかまいませんが、今回は取り外して別の場所に付けることにします。
縫い目で切り離すと、この傘では6枚の三角形ができます。
2.把手部分を切り抜く
把手にする部分を切り抜きます。17センチほどの深さで溝を切り、切り口をかがり縫いして、ほつれるのを防ぎます。これを2枚作ります。
かがり縫いをする時は、押えを「たち目かがり押え」に交換して、かがり縫いモードの「薄い布用」を選びます。
左が通常で使っている「ジグザグ縫い押え」で、右が「たち目かがり押え」です。詳しい使い方は取扱説明書をご覧ください。
3.縫い合わせる
写真のように上下を交互に並べ、中表にして縫い、最後に両端を塗って筒状にします。縫う向きや位置を間違えないように注意してください。縫い代を5ミリほど残して切り、かがり縫いをしておきます。
4.表に返す
袋を表に返して、位置を中心に整えます。
5.開口部の位置を決める
余っている5枚目の布を写真のように中心を合わせて裏向きに置き、型紙を当てて袋の開口部の位置を決めて縫い付けます。しつけ縫いをしておくと安全です。反対側も6枚目の布を使って同じようにしてください。
開口部の大きさは、レジ袋を当ててお好きな大きさにして結構です。少し大きめの口にしたかったので、横18センチ、高さ15センチにしました。
6.開口部を作る
縫い付けたら縫い代を5ミリくらい残して切り取ります。周囲を4〜5センチ残して切り、こちら側はかがり縫いをしておきます。
7.折り返す
縫い付けた5枚目、6枚目の布を袋の内側に返して、アイロンをかけます。
8.折り目を付ける
マチになる幅を折り返して、アイロンで折り目を付けておきます。
9.把手を裏から縫い付ける
折り目に沿ってマチになる部分を折り返し、把手になる部分を裏から縫い付けます。強度を保つために三重縫いにしました。
10.底を表から縫う
袋を表に返して、底を表から縫います。ここも三重縫いにしました。余った部分を切り取ってかがり縫いします。
11.紐を縫い付ける
最後に、把手の先に傘を留める紐を縫い付けます。着ける位置はお好きな場所に工夫してください。
kuralab.では、袋を畳んで下から巻いた後にクルっと回して留められるようにしました。
このレシピは、「和子の くらし エンジョイ」さんのサイトのレシピを参考に、kuralabなりにアレンジしてみたものです。
和子の くらし エンジョイ – マイバッグ エコバッグ(レジ袋型) レシピエコバッグ(レジ袋型) レシピ http://kazuko.ciao.jp/eco_bag.htmlトップページ http://kazuko.ciao.jp/index.html
また、他にもたくさんレシピが公開されていますので、是非皆さんもチャレンジしてみてください。
傘のリメイク、作り方・アイデアまとめ・バッグに!手作り傘布リメイク – NAVER まとめhttp://matome.naver.jp/odai/2134395677933983301