ピンホールカメラでカメラの原理を勉強してみよう
針の穴のような小さな穴から入った光が、部屋の壁に像を結ぶ性質を利用して作られた、最も単純な仕組みのカメラがピンホールカメラです。
今日は手作りのピンホールカメラで撮影した写真を現像をしてカメラの原理を勉強しました。
光を取り入れる穴はまさに針の穴
ピンホールカメラは、その名の通りこの小さな針穴から光を取り入れます。
穴が非常に小さいため、一度に光が入る量が限られており、そのため、中に入れた印画紙が感光するだけの光を取り入れるためには、晴れた屋外でもシャッター速度は30秒くらいの長さが必要になります。
30秒間手でカメラを固定し続けるのは無理なので、安定した場所において露光させます。
感光させた印画紙を現像する
さっそく暗室で印画紙を現像しました。
現像された写真は、明るいところが黒く、暗いところが白く、明暗が反転しています。
つまりネガの状態になっています。
この印画紙にもう一度新しい印画紙をぴったり貼り合わせて感光させると、ネガの暗いところが遮光の役割をし、白い部分が光を通すため、明暗が反転した画像を作ることができます。こうしてポジの写真を作ります。



また、カメラにしている箱の深さによって写真が写る範囲が変わります。
今回は浅い箱を使っているので、広い範囲が写っています。広角レンズと同じ状態です。
ちょっと画質が悪くなってしまいましたが、ゼミのメンバーで記念写真!30秒間露光している間に微妙に動いてしまって顔がブレてしまいました〜。