クリエイター志望の人は知らないと損?!キャラクタービジネス業界潜入レポート 第一弾!
野田「こんにちは!」
辻「あ、おかえりー。東京どうやった?」
野田「楽しかったですよ! 色んな企業とか人とか作品があって!∩(´∀`)∩」
山田「野田さんどっか行ってたん? 旅行? いいなぁ〜。」
野田「違いますよ〜。
7月3日に東京ビッグサイトで開催された
ライセンシングジャパンに見学に行ってきたんですよ!
そこで行われていたセミナーも受講しました。」
第4回 キャラクター&ブランド ライセンス展
(通称:ライセンシングジャパン)
会期:2014年7月2日(水)〜7月4日(金)
会場:東京ビッグサイト
山田「そうやったんかぁ〜。去年私らも見学にいったんやけど、
それまでは、キャラクターデザインの仕事って実はどんなんなんか知らなかったわ。
野田さんもいろいろ見て来たみたいやね。」
[関連記事]:昨年のライセンシグジャパン見学レポート
→第3回ライセンシングジャパン見学レポート
キャラクターを描くだけが
キャラクターグッズ製作の仕事じゃない!
辻「キャラクターを描くことだけしか考えてなかったけど、
それがどんなビジネスになってるかって、あんま考えてへんかったもんね。
野田さんはどんなセミナーを受講したん?」
野田「『ライセンシング・ビジネス基礎講座』っていう、
ライセンスビジネスの基本的なことから、
これからライセンシングビジネスに関わっていく人たちが
知っておくべきことをたくさん聞ける講座を受講しました。」
キャラクター&ブランドライセンス専門セミナー
ライセンシング・ビジネス基礎講座
〜実務担当者として知っておくべき基礎知識〜
講師:今泉 幸子 氏
(株)プラスライセンス&デザインTOKYO 代表取締役
LIMAジャパン(一般社団法人日本ライセンシング・ビジネス協会) 代表理事
山田「ライセンシングかー。
あるキャラクターを使った商品を作りたいってなったとき、
キャラクターの権利を持っているところから許可を得ることやんな。」
野田「それでキャラクターやブランドの
知的財産権をもっているところを”ライセンサー“、
その権利の使用許可を得たところが”ライセンシー“、
で、そのキャラクターやブランドのことを”プロパティ“って言うそうです。
あと企画とデザインの流れについて聞きました!」
ブランディング=商品のコンセプトをしっかり発信すること
野田「商品化する前にしておく一番大事なことがブランディングです。
誰のための商品なのか、他の商品とどう差別化しているのかなど、
その商品のコンセプトをしっかり発信することです。」
辻「そっか、キャラクターとか作る前に、
【どうしてそのキャラクターを作ったのか】のが必要になるんやね。
何となく「作りたいから作りました!」っていうのでは仕事にならへんもんね」
山田「誰に向かって作っていくのとかもすっごい重要やんな。
例えば同じ年齢層の人でも男女で大まかな好みが分かれたりするし、
それどころか、私らって20代女性やけど、みんな全然好みが違うもんね…(º_º)」
辻「そこがしっかりした上で、キャラクターを気に入ってもらえて、
それを商品化したいってなったときにやっとライセンスの話になるんやね。」
野田「そうですね。
契約では、権利の使用にあたって、どこまで使っていいのかといった許諾の範囲や
権利使用の対価、実際の仕事の基本手順を、
実務を行う人が必ず確認しないといけないそうです。」
山田「一口に契約と言ってもいっぱいせなあかんことあるんやね。
許諾の範囲ってあるんか…。一度使っていいよって言われたら
何でもできるもんやと思ってた(ーжー;)」
野田「次の記事では、実際にどんな企業があるのか、どんな仕事があるのか、について報告したいと思います!」