シルク印刷
ゼミの活動

トルシェタイルをシルクスクリーンで印刷


前回のゼミでは、プログラミングによってトルシェタイルのパターンを生成しました。
今回は、そのデータを使ってシルクスクリーン印刷に挑戦しました。

トルシェタイルは、単純なルールから多様な模様を生み出すことができるパターンデザインです。
画面上で完成したデータを、今度は実際の紙に印刷することで、デジタルデータが印刷物へと変わる過程を体験しました。

色紙と白インクが生み出す表現

今回使用したのは、色紙に白インクを刷る方法です。
普段、学生たちが目にしている印刷物の多くは、白い紙にCMYKインクで印刷されたものです。
そのため、色紙を活かして白インクだけで表現する方法は新鮮だったようで、「同じデザインでも紙の色が変わるだけで印象が大きく変わる」ということを実感できる機会になりました。

シルクスクリーン印刷では、一枚ずつ手作業でインクを刷るため、インクの乗り方や刷る力加減によってわずかな違いが生まれます。
画面上では均一だったデザインが、印刷という工程を経ることで物質としての表情を持ち始めることも、デジタル印刷とは異なる魅力です。

デジタルとアナログを往復する

次回は、この印刷物をトムソン型で打ち抜き、ポチ袋へと加工する予定です。
同じデザインでも、画面、印刷物、紙加工と媒体が変わることで印象や機能がどのように変化するのかを体験しながら学んでいきます。